先日ある人から古いカメラを譲り受けました。
ネットで調べると昭和30年(1955年)に発売されたオリンパスワイドというしろもの。
当時は爆発的な人気だったそうです。
発売価格は、16.900円で当時の大卒初任給が9000円ほどなので、
いかに高価なものだったかが分かります。
わたしの手に渡る前の何十年かは使われておらず、
年数を重ねた味のあるレザーカバーに大切に包まれていました。
しかし、フルマニュアルでピント目測式。
今ではデジカメの便利さに頼りきっている私にちゃんと使いこなせるか心配です。
操作は不便でも、出来上がった写真の味わいはデジカメには出せないものがあると思います。
わたしにこのカメラをくれたのは、わたしのおじいちゃんなんですが、
きっと、おじいちゃんは幸せな気持ちで、小さなファインダーから
愛する人たちの笑顔を覗いていたんだと思います。
いい写真がたくさん残っています。
それにしても、デジカメってやっぱり便利。
デジカメ歴約10年ですけど、一旦アナログへ回帰します。
フィルムの入れ方から思い出さなきゃ(泣)
ではでは☆